みなさん子供の見守りGPSを利用していますか?
最近は安価な子供の見守りGPSサービスも開始されています。
安価とはいえ、月額費用が必要なのはネックになりますよね。
我が家には昨年無料でゲットした楽天モバイルのRakuten miniがあるので、楽天モバイルの回線とRakuten miniを使って無料の見守りGPSを実現しました!
Rakuten UN-LIMIT VIを使えば、無料で通話もできちゃうのでキッズケータイとして利用できちゃいます♪
楽天モバイル×楽天ミニ(Rakuten mini)で維持費無料の子供見守りGPS(キッズケータイ)を実現!!
小学生のお子さんがいるご家庭は、一度は子供の見守りGPSやキッズケータイを検討したことはあるのではないでしょうか?今回は、維持費が無料で子供の子供の見守りケータイを実現しました。うまくいった部分とイマイチな部分もあるので紹介します。
今回の記事で実現できること
今回紹介する記事で実現できることは下記の通りです。
- GoogleMaps上で子供の現在地が表示可能
- 万が一の場合に無料通話が可能(キッズケータイ代わりにもなる)
有料サービスの見守りGPSの場合は、子供が特定のエリアに入ったり、出たりしたら通知するサービスもありますが、現時点ではそこまでは実現できていません。
維持費が無料の見守りGPS(キッズケータイ)に必要なもの
今回紹介する維持費が無料の見守りGPSやキッズケータイを実現するために必要なものは、
- スマホ
- Rakuten UN-LIMIT VI
の2つです。
スマホはなんでもOKですが、ランドセルに入れておくものなので小さくて目立たないものがベターです。
そのため、小さくて軽量の楽天ミニはうってつけです。
Rakuten miniについて
Rakuten miniは楽天モバイルが発売している世界最小、最軽量のスマートフォンです。
iPhone XRと比較してもこれくらいの大きさしかありません。
このRakuten miniをキャンペーンで無料でゲットしたのですが、その小ささ故に使い道に困り、結局ずっと自宅に置いたままでした。
Rakuten UN-LIMIT VI
そして、今回の月額無料にする最大のポイントが楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIを利用する点です。
2021年の春から各社がこぞって低額の料金プランを発表してきましたが、ゼロ円で維持できるのは楽天モバイルだけです。
楽天モバイルの月額1GBまでの通信量であれば、Rakuten UN-LIMIT VIは月額0円で維持できてしまいます。
アプリはGoogleファミリーリンクを利用
色々と子供用の見守りアプリを検討しましたが、最終的にはGoogleのファミリーリンクを使って、GoogleMap常に子供の位置を表示する機能のみを利用することにしました。
見守りアプリとして、いくつか無料で使えるものもありましたが、アプリ内課金となっていたり、これといったものがみつかりませんでした。
Googleファミリーリンクアプリは、無料で子供のスマホの利用状況をチェックしたり、アプリを管理することができるのでですが、機能の一つに子供の位置情報を確認する機能があります。
この機能を利用すれば、位置制度はそれほど高くはないものの、子供が学校にいるのか、学校を出発したのかくらいは確認できるため、朝は無事に学校についたか、帰りはもう学校を出発したか、くらいは十分に確認することができます。
Googleファミリーリンクに子供のGoogleアカウントと保護者のGoogleアカウントを登録しておけば、GoogleMaps上で子供のスマホの位置を表示することが可能です。
両親ともに設定することができるので、お父さんもお母さんもそれぞれのスマホで子供の位置を確認することができます。
Googleファミリーリンクアプリでできること
Googleファミリーリンクアプリでは、お子様がオンラインで学習やゲームをしたり検索したりする際には、ファミリー リンク アプリを使ってデジタル機器の利用についてルールを設定できます。
- お子様のアプリ利用を管理
- 利用時間の管理
- 位置情報の確認
今回は位置情報の確認にのみ利用することにします。
また、
- 保護者を含め、最大5名分までアカウントの追加が可能
となっています。
つまり、両親とお子様3名分までアカウントを追加することが可能です。
しかし、一つ制約があり、保護者側の端末はiPhoneなどのiOSでもOKなのですが子供の端末はAndroidデバイスである必要があります。
ファミリーリンクアプリの設定方法
必要なもの:
- 両親のGoogleアカウント(どちらか一方が管理者になる)とデバイス(iOS又はAndroid)
- お子様のGoogleアカウントとデバイス(Androidのみ)
手順:
- 管理者用のデバイスにGoogleファミリーリンクアプリをインストールし、管理者として設定
- 子供のGoogleアカウントを作成(既にあれば新規作成は不要)
- 子供の端末にGoogleファミリーリンクアプリをインストールし、設定を実施
- 必要に応じて保護者を追加
他にもiPhoneをつかえば「iPhoneを探す」機能で簡単に実装できますが、楽天ミニと比べると小さいiPhoneでも大きいのでRakuten miniを使いました。
ただ、ファミリリンクアプリの設定は結構面倒でした・・・
位置精度
では、楽天ミニでファミリーリンクアプリを使って見守りケータイとして使った感想です。
肝心の位置精度はそんなに高くないです。
位置精度は楽天ミニ側のGPS精度に大きく依存しますが、100mくらいのズレは普通に発生します。
特に、学校などの建物に入っている場合はズレが大きいです。
とはいえ、その部分を理解して利用すればある程度は使えるレベルです。
通信量
楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIは1GB/月までは無料です。
そのため、あらかじめ無駄に通信しないように設定しておくように下記の設定をしておきます。
- 余計なアプリを消しておく
- 「マップ」アプリを除いてバックグランドでの通信を許可しない
アンドロイドでは、バックグランドのアプリを許可しない方法は下記で設定が可能です。
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「データ使用量」→「アプリのデータ使用量」→「各アプリをタップ」→「バックグランドデータ」をオフ
ただ、「Google Play 開発者サービス」というサービスが起動していますが、これがないと各種サービスが利用できないようで、バックグラウンドデータをオフにしてもフォアグランドでデータ通信が行われています。
私の環境ではこの「Google Play 開発者サービス」が最も通信容量を消費していました。
上記の設定をした上で、子供のランドセルに入れて一週間使ってみましたが20.7MBデータを使用していました。そのうち、先程の「Google Play 開発者サービス」は12.41MBでした。
それ以外にも、アンドロイドではモバイルデータ通信で使用する上限を期間を決めて設定可能なので、一ヶ月間で0.90GBに制限しています。
電池の持ち
楽天ミニはそのサイズゆえにバッテリーも小さく電池の持ちが悪いです。
見守りGPSとしての利用だけで、それ以外の操作をほとんどしなくても、3日くらい持てば良い方なので一週間のうちに2回〜3回くらい充電する必要があります。
この点は若干面倒ですね。。
ただ、ファミリリンクアプリの親端末側からバッテリー残量も確認できるので、減っていたら忘れずに充電するようにしています。
その他気になった点
使ってみて気になった点としては一度だけ、全く違う場所に子供の位置が表示されることがありました。。
その時は、電車で移動中でしたが山奥に移動していました。
これが学校の下校中だと結構焦りますね。。
他にも、親のアプリ側から子供の最新の位置情報を確認するために更新する操作ができますが、何度やっても更新ができないことがあります。
この辺りの詳しい挙動はまだわかっていないので、これから検証していきます。
楽天ミニを維持費無料の子供見守りGPSとして使うまとめ
楽天ミニと楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIを使って、無料の見守りGPSとして使えそうなことは確認しました。
ただ、これまでに記載した通り、位置精度の問題などもあり完璧な管理を期待している場合にはやめたほうが良いかと思います。(月額数百円で利用できるサービスも巷にはたくさんあります。)
我が家の場合は、学校までの距離も近く、万が一の場合に持たせている程度なので、このレベルでも問題ないと考えています。
今回はGoogleのファミリーリンクアプリを使いましたが、他にオススメのアプリなどあれば教えて下さいね♪
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